暗号資産取引の巨人、コインベース(Coinbase)が、また一つ新しい市場に足を踏み入れました。
米国の全50州で、ついに「予測市場(Prediction Markets)」のサービスを開始すると発表しました。
これは、単なる暗号資産の枠を超えた、巨大な新ビジネスへの参入です。
◆予測市場って何?
予測市場とは、特定のイベント(例:次の大統領選挙の結果、〇〇選手の次の試合の勝敗)が起こるかどうかを予測し、その結果に賭ける(投資する)ことで利益を得る仕組みです。
金融取引と「賭け(ギャンブル)」の境界線上にある、非常に注目されている分野です。
◆今回の発表のポイント
- 提携先: 予測市場のプラットフォームを提供する「Kalshi」と連携。
- 展開地域: 米国すべての州(全50州)でサービスを提供開始。
- 対象分野: スポーツ、政治、文化など幅広いテーマ。
Coinbaseは、1ヶ月以上前からこの予測市場への参入計画を進めており、いよいよ本格的な収益源の一つに育てようとしています。
◆編集長コメント:個人投資家が注目すべき点
なぜ大手取引所がこの市場に全力で入るのか?
この動きは、米国の暗号資産業界の「進化」を象徴しています。
- 規制クリアの証拠: 米国では予測市場の規制は非常に厳しいです。Coinbaseが全州で展開できることは、高度な法務・コンプライアンス体制を構築している証明であり、信頼性が向上します。
- 手数料依存からの脱却: 暗号資産の取引手数料は競争激化で薄利になりがち。予測市場は新しい収益の柱となり得ます。
- 金融とエンタメの融合: Web3時代において、金融とゲーム、エンタメの境界線は曖昧になります。Coinbaseがその先頭を走っている形です。
「取引所=ただの交換所」という時代は終わり、暗号資産大手は「Web3時代の金融インフラ企業」へと変貌を遂げつつあると言えるでしょう。
今後のCoinbaseの動向は、市場のトレンドを見る上で非常に重要です。
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