こんにちは、編集長です。
欧州の格安航空会社(LCC)大手、Wizz Air(ウィズ・エア)の最新決算が入ってきました。
一見「旅行ブームで絶好調!」と思いきや、厳しい現実が浮き彫りになっています。スマホでサクッと確認しましょう。
◆旅行ブームでも「赤字拡大」の衝撃
Wizz Airが発表した第3四半期(Q3)決算のサマリーです。
- 損失額:1億2400万ユーロ(約200億円)
- 前年同期比で、赤字がさらに拡大しています。
旅客需要が強いにもかかわらず、なぜ損失が拡大したのでしょうか?
◆数字で見るQ3のリアル
成長トレンドは継続しているため、数字だけ見ると判断が難しい状況です。
【ポジティブな点】
- 旅客数:二桁成長を達成。
- 旅行需要自体は非常に旺盛で、飛行機は満席に近い状態。
【ネガティブな点】
- 損失拡大:成長を打ち消すほどのコスト増。
◆なぜLCCの損失が膨らむのか?
旅客が増えても利益が出にくい構造は、航空業界共通の課題です。
特にWizz AirのようなLCCにとって、以下のコスト圧力は非常に重い負担となっています。
- 燃料費の高止まり:原油価格の変動リスクは依然として大きい。
- 人件費の高騰:パイロットや整備士など、航空関連の人材確保競争が激化。
- インフレ圧力:空港利用料やメンテナンス費用など、あらゆるコストが増加。
需要はあるが、コストがそれを上回るという、非常にタフな状況が続いています。
◆日本の個人投資家への影響は?
このニュースは、欧州市場の個別株の話ですが、日本の投資家にも重要な示唆を与えます。
- 旅行・航空セクター全体への警戒:需要が戻っても、コスト増で利益が圧迫される構図は、日本の航空会社や旅行関連株にも共通するリスクです。
- 「成長=利益」ではない:旅客数や売上高の成長率に惑わされず、「利益率」が改善しているかを重視すべきです。
航空株への投資を検討している方は、需要回復だけでなく、「コスト管理がうまくいっているか」という視点を持って決算をチェックするようにしましょう。
本日は以上です。
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