こんにちは、編集長です。
今日は、企業のお金の扱方そのものを根本から変える可能性を秘めた、最新のフィンテック動向を速報します。
キーワードは、「お金をソフトウェアのように扱う」です。
米国の新興フィンテック企業「Dakota」が、企業財務(トレジャリー)と決済のあり方を大きく変えようとしています。
◆企業の「お金」がプログラム可能に?
Dakotaが提供するのは、企業向けのプラットフォームです。
特に注目すべきは、彼らが採用する技術。
- プログラマブル・ステーブルコインを活用します。
- これにより、企業は保有するお金を「ソフトウェア」のように扱えるようになります。
これはつまり、お金そのものに「〇〇の条件を満たしたら自動で支払う」といったプログラムを組み込めるということです。
◆企業が享受するメリットは?
企業の財務部門や経理部門にとって、従来の複雑な手続きやリスク管理が大幅に効率化されます。
Dakotaのプラットフォームを利用することで、企業は以下の重要業務をアウトソーシングできます。
- カストディ(資産の保管):セキュリティの高い方法で資産管理を外部委託。
- コンプライアンス(規制遵守):煩雑な法定要件への対応を任せられる。
- 決済処理:国内外の支払いを自動的かつ迅速に行う。
結果として、企業は支払いから財務管理(トレジャリー)まで、全てのプロセスを効率化できるわけです。
◆個人投資家への示唆
「企業の財務の話だから、個人には関係ないのでは?」
そう思われるかもしれません。しかし、これは金融インフラ全体のデジタルシフトを示す重要な動きです。
- ブロックチェーン技術の活用拡大:ステーブルコインが一般消費者向けだけでなく、B2B(企業間取引)のコアなインフラとして採用され始めています。
- DXの波及効果:大企業の財務効率が上がれば、サプライチェーン全体(中小企業含む)の決済速度が向上し、経済活動全体が活性化する可能性があります。
- 新しい金融商品の登場:プログラム可能なお金が普及すれば、より複雑で自動化された金融サービスや商品が今後登場するでしょう。
私たち個人投資家も、「お金=単なる価値の尺度」ではなく、「お金=実行可能なプログラム」へと概念が変わりつつあることを理解しておく必要がありそうです。
引き続き、この分野の動向を追いかけます。
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